
この章では最後の仕上げである、癖付けについてお話ししていきます。
食・生活習慣改善と二重マッサージで二重が定着し易い状態のまぶたに癖付けすることで、二重は定着していきます。
癖付けといっても沢山のやり方があるので、実際に試してみて自分のやり易いやり方で行っていくと良いです。
二重が定着する癖付け方法
癖付け方法は大きく分けて3つのタイプがあります。
それぞれに特徴があるので、この記事を参考に自分のやり易い癖付け方法を探してみてください。
①二重アイテム:リキッドタイプ

リキッドタイプは、まぶたに糊状の液体を塗布して二重の癖付けを行う二重アイテムになります。
リキッドタイプには3種類あります。
- まぶた同士をくっ付けるオーソドックスな接着式
- まぶた同士をくっ付けず、膜をつくってまぶたをかぶせる折込式
- 美容成分が入った寝ている間用の接着式
〈リキッドタイプのメリット〉
- 粘着性に優れており、癖が付きやすい
- 二重幅を調整しやすい
- 癖が付きやすいため初心者でも簡単にできる
リキッドタイプの最大のメリットは「粘着性が高く、長時間癖を付けやすい」ことです。
また、液体を塗った後にプッシャーという二股の棒でまぶたを押し込んでくっつけるのですが、液体で乾くまで時間があるので二重幅を調整しやすいです。
〈リキッドタイプのデメリット〉
- 水や汗に弱い
- 乾かすのに時間がかかる
- 洗い落とすのが大変で、こすってしまうと肌荒れの原因に
このように、デメリットとして糊を洗い落とす時にこすってしまい、肌荒れを起こしやすいです。
また、他の二重アイテムと比べて水に弱いので、汗をかきやすい夏の時期やスポーツをする時などには注意が必要です。
〈こんなあなたにおすすめ〉
- まぶたが厚めで、癖付けしにくい
- とにかくしっかりと長時間癖をつけたい
- 寝ている間にも癖をつけたい
リキッドタイプはとにかく癖付け力が強いので癖の付きにくい厚いまぶたの人や、長時間癖付けをしたい人におすすめです!
②二重アイテム:テープタイプ

テープタイプは、まぶたにテープを貼り付けて二重にする方法です。
まぶたに貼るテープは医療用の素材で作られているものがほとんどのため、比較的肌に優しいです。
テープには3つの種類があります。
- 接着力が強い両面接着式
- 簡単で失敗の少ない片面接着式
- まぶたへの負担が少なく、自然な仕上がりになるファイバー式
〈テープタイプのメリット〉
- 医療用の素材であれば肌への刺激が少ない
- 水に強く、多少汗をかいても安心
- テープを剥がすだけで取り外せる
テープタイプの最大のメリットは「医療用素材で肌への刺激が少ない」ことです。
取り外す際もテープを剥がすだけのため、目をこする事が少なくなり肌荒れしにくいです。
〈テープタイプのデメリット〉
- 取り扱いが難しく、慣れるまで時間がかかる
- 接着面の広さで接着力が変化するため、まぶたのタイプを選ぶ
- 接着面の少ない物は取り扱いが難しく、慣れるまで時間がかかる
デメリットとして、接着面の広さで接着力が変わるのでまぶたのタイプを選びます。
少し厚めのまぶたの場合、接着力の強い両面接着式を選ぶなどの工夫が必要になります。
また、接着力を求めると接着面が広くなるため、自然な仕上がりになりにくいです。
〈こんなあなたにおすすめ〉
- 肌が弱く、肌トラブルが起きやすい
- スポーツや職場環境で汗をかきやすい
- 気軽に二重に挑戦してみたい
テープタイプは肌に優しいものが多いので、肌トラブルが心配であればテープタイプがおすすめです!
細い棒などで癖付けを行う物理タイプ

このタイプは細い棒を使ってまぶたをなぞったり押し込んだりして癖付けする方法です。
特に二重になりやすい状態のまぶたであれば、この方法でも二重を定着させていく事が可能です。
〈物理タイプのメリット〉
- お金がかからない
- 薬品の刺激によるまぶたの荒れがない
- まぶたに何かをつけるわけでないため、不自然にならない
メリットはお金がかからない事ですね。細い棒と鏡さえあればできます。
また、まぶたに何もつけないため薬品の刺激による肌荒れも回避でき、不自然に思われることもないでしょう。
〈物理タイプのデメリット〉
- 癖付けのキープ力が弱い
- まぶたがこすれるので慣れるまでは荒れやすい
- 使用するものによって目や肌を傷つける可能性がある
デメリットとして、使用するものによってはまぶたや目を傷つけてしまう可能性があります。
また、二重の定着力が弱いため、まぶたによっては二重が定着し難いです。
〈こんなあなたにおすすめ〉
- お金をかけたくない
- 肌が弱く、薬品が付けられない
- 目に力を入れるなどして自力で二重になれる
この方法は実際に僕が行った方法でもあります。
肌が弱く、薬品による刺激ですぐにまぶたが荒れてしまうためこの方法で癖付けを行っていました。
癖付けに使用する棒は、「角栓プッシャー」の先端が丸い形状のものをおすすめします。
どうしてもアイプチなどが肌に合わない場合は、この方法で癖付けしてみてください。
癖付けのタイミング
二重線は言うなれば「しわ」になりますので、同じ場所に長期間癖がつき続けることによってしわがついていきます。
ですので出来るだけ長時間癖付けを行うのが理想ですが、まぶたが荒れてしまうリスクや環境的に全員が長時間の癖付けを行えるわけではありません。
一番のポイントは毎日短時間でも継続して行うことですので、日中は難しいから夜のみ行うなど工夫して行っていきましょう。
また、いくら癖付けをしていても、二重が定着し易いまぶたになっていなければ二重は定着していきません。
まずは食・生活習慣改善と二重マッサージを行ってまぶたの脂肪やむくみを落としてから行うと効果的です。
癖付けでまぶたが荒れてしまったら

必ず癖付けは一時中断してください。
まぶたが荒れてしまうと皮膚も乾燥して固くなり、むくみ易くなっている状態です。
その状態で無理に癖付けを行っていっても二重は定着しませんし、まぶたの荒れもなかなか治りません。
病院に行って専門家から診察を受け、処方された薬を塗って早急に治すことが二重定着への近道になります。